なぜその服が似合うの?パーソナルデザインを“体型バランス”から読み解く

「フェミニンタイプはフリルが似合う」
「ナチュラルタイプはワイドパンツが得意」
パーソナルデザインを学ぶと、
よく耳にするフレーズですよね。
もちろんそれ自体は正しいのですが、
今回はちょっと視点を変えて、
「なぜそのアイテムが似合いやすいのか?」
身体の造形という観点から一緒に考えてみましょう
こちらも一緒に読むと理解が深まりやすくなりますよ
例えばフェミニンタイプの方。
フェミニンタイプの方は、
胸元に厚みが少ないことが多いです。
※胸が大きい・小さいの話ではなく、骨格的に胸板が薄め、という意味です。
では、なぜ胸元にフリルやリボンなどの
“ボリューム”が似合うのでしょうか?
理由はシンプルで、
足りない部分を補うことでバランスが整うからです。
腰やおしりに丸みがあるのに胸元がすっきりしていると、
どうしても下半身ばかりに目線が行ってしまいます。
そこで胸元にフリルを足すと、
視線が上半身にも分散され、全体のバランスがきれいに整います。
その結果、より魅力的なスタイルに見えるんです。
一方でナチュラルタイプの方は、
肩幅がしっかりしていて、下半身はほっそり長い方が多いです。
この場合、目線は自然と上半身に集まりやすくなります。
そこでワイドパンツやロングスカートなど、
ボトムスに「重さ」「長さ」を持ってくることで、
視線のバランスが整うのです。
結果として、全身が平均的な比率に近づき、
持ち前のスタイルの良さをさらに引き立てることができます。
同じ様にファッショナブルタイプの方は、
全身にかけてメリハリがあり、
存在感や華やかさを持っている方が多いです。
肩や腰のラインに強さがあり、
立ち姿だけでも人目を惹くオーラを放ちます。
ファッショナブルタイプに似合うのは
「強さを感じさせるデザインや華やかな装飾」。
これは「派手さが必要だから」ではなく、
もともとの造形やオーラが
それに負けないだけのスケールを持っているからです。
グレースタイプの方は、
全身にかけて 直線的で骨格がしっかりしている 方が多いです。
肩から腰までのラインに大きな段差がなく、
すらっと縦に伸びる印象を与えます。
このため、柔らかいフリルやカジュアルすぎる服を着ると、
服に体が負けてしまい「ちぐはぐ」な印象になりがちです。
つまり、グレースタイプに似合うのは「余計な装飾のない、洗練された直線」
これは「シンプルが似合うから」ではなく、
身体そのものがすでに完成されたラインを持っているからです。
ロマンスタイプの方は、
骨格的に 曲線がしっかりとある方が多いです。
特に胸元や腰回りにボリュームが出やすく、
女性らしい「丸み」を感じさせる体つきです。
ある意味、あるべきところにボリュームがあるタイプ。
そのため、シンプルで直線的な服だけを着ると、
身体の丸みが強調されすぎてしまい、
野暮ったい印象になることがあります。
そこで、レース・ドレープ・光沢感のある素材を
取り入れると、もともとの曲線と服の装飾が調和して、
華やかさや色気が自然に引き立ちます。
つまりロマンスタイプは
「甘い服が似合う」=身体の曲線を受け止められる服が必要なのです。
キュートタイプの方は
キュートタイプの方は、身体の骨格やバランスが
「小柄・コンパクト」にまとまっている方が多いです。
顔立ちや肩幅・手足の長さなど、
全体的に「可愛らしさ」を感じさせる要素があります。
このため、大きな面積を使ったマキシ丈や、
重厚感のあるデザインを着ると、
体が服に埋もれてしまいがち。
逆に、ショート丈ジャケットやひざ上スカート、
細かい柄や小物などを取り入れると、
身体に合ったスケール感となり、
バランスが整ってスタイルアップします。
つまり、キュートタイプに似合うのは
「可愛いから」ではなく、
小柄な骨格を引き立てるサイズ感の服ということです。
このように各タイプの似合うアイテムは
「身体の造形」と「全身バランス」から
導き出されている側面もあるのです。
診断で
「あなたは○○タイプだからこの服が似合います」
と言われても、
それを単なるリストとして覚えるのではなく、
なぜ似合うのかまで理解しておくと、
服選びがどんどん楽しく、自由になっていきますよ