高市早苗さんに学ぶ、印象戦略としてのファッション

※この記事は特定の政党や思想を支持するものではありません。
あくまで「イメージコンサルタントの視点」で見た印象分析として、
楽しんで読んでいただけたら嬉しいです。

 

 

先日の指名選挙で、

日本初、女性として首相に選ばれた高市早苗さん。
高市早苗氏のイメージ戦略と装い

※写真は高市早苗さんの公式ホームページよりお借りしました。

 

 

テレビでの印象からは、

記者の鋭い質問にも一歩も引かず、

力強く応じる姿に「意志の強い女性」 

というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。 

 

ですが、高市さんの本質的な魅力は、

実はその“強さ”の中にある“柔らかさ”にあります。

彼女のパーソナルデザインは「ロマンス」タイプ。

 

最近では質問に答えるときの微笑み方や、 

少し余韻を残す話し方、「そうですね」と

一拍置いて話すその柔らかいトーンがとても印象的です。

 

 

 

若い頃のお写真や

プライベートシーンを見ると、

柔らかな素材や曲線的なデザインを好まれているのが分かります。 

髪型も内巻きにしたり、少し丸みをもたせることで、女性らしい印象が引き立っています。

高市早苗さんの若い頃の写真

笑顔に優しい柔らかさがありますね。

 

 

 

短いヘアでも前髪を軽く曲線にするだけで、

印象がぐっと柔らかくなります。 

曲線柄のブラスウスや体のラインが出るドレスを着ても浮かず、

高市さんの中にある“品のある柔らかさ”が、 

自然に引き出されているように感じます。 

高市早苗、親しみやすい印象の女性政治家

 

高市早苗、黒ドレスで歩く姿

 

 

下は参議院議員の有村治子さん、

経済安全保障担当大臣の小野田紀美さんに挟まれている写真ですが

両隣りのお二人に比べ、お顔周りにパールなど曲線的で柔らかい

要素を取り入れており、それが良くお似合いです。

高市早苗氏、有村治子氏、小野田紀美氏の集合写真

ちなみに、まだ分析中ですが、小野田紀美さんは

ファッショナブルとナチュラル両方の要素を感じますね。

 

 

 

 

さらに最近では眉の、眉の形を以前よりも

やや細く・柔らかいラインに整えることで 

全体の印象がより穏やかで親しみやすい方向へとシフトしています。

 

高市早苗議員 柔らかい笑顔

以前はキリっとした眉を描かれていました。

 

高市早苗、イメージコンサルタント分析

現在は眉を柔らかく描かれています。

 

 

では、なぜ高市さんはこのように、

印象を“強さ”から“柔らかさ”へとシフトさせていったのでしょうか。 

元々柔らかい装いがお似合いになる方ではありますが 、

これまでは、一国会議員や一大臣として、 

どちらかというと「戦う立場」に立つ場面が多くありました。

 

しかし首相という立場になると、

国民一人ひとりの声に耳を傾け、さまざまな意見を包み込む

「器の大きさ」が求められる立場です。 

 

そのため、高市さんは意識的に、 

「柔らかさ」や「包容力」を感じさせるイメージへと変化させているのではないでしょうか。

 

 

 

 

これまでの高市さんの印象は、

どちらかといえば男性的で、

ネイビーなどの冷静な色味が多く見られました。

高市早苗氏の「ロマンス」タイプ分析

 

しかし、新総裁に就任されてからは、 

柔らかいグリーンなど、

今までにはなかった“温かみのある色”を使う機会が増えています。

高市早苗氏と男性のツーショット

これらの色は、知性や冷静さに加えて、

「親しみ」や「心の柔らかさ」を感じさせるトーンです。

今までの支持層とは違った層の取り込みも意識されているようにも感じます。

 

おそらく、高市さんご自身だけでなく、

周囲のイメージ戦略チームやスタイリストの方々が、 

「国のトップとしての信頼感」と 

「女性としてのしなやかさ」の両立を意識して 

色やスタイリングを選ばれているのではないかと思います。 

 

 

 

 

政治の世界では、 

どうしても「強さ」や「毅然さ」が求められがちですが

現代では、「共感」や「包容力」を持つリーダーも求められる世の中です。

その中にあって高市さんは、

そのバランスを上手に装いで表現されています。 

 

以前のような厳しさの中に、

今は「人の声を聴く優しさ」や

「受け止める姿勢」が感じられる。

 

これは、“立場の変化に合わせて、

外見の装いをプロデュースした”ということだと思います。

高市早苗、柔らかさと包容力

 

 

 

イメージコンサルティングの観点から見ると、

それぞれの「似合う」はベースにありつつも

立場や役割の変化によって

人の「印象」は自然に変わっていくものです。

 

求められる印象が変われば、

選ぶ服や色、話し方のトーンも変わっていくのは当然のことです。

それを自然に体現されている点こそが、 

高市さんの美意識とセルフブランディング力の高さを感じさせます。 

高市早苗氏と議員団の集合写真

高市さんのその自然なシフトと

品格のある姿が、多くの人に共感を呼び、

 “女性リーダー像の新しい形”

として映っているのではないでしょうか。

 

 

高市さんの政策の手腕はもちろんですが、
今後のファッションやイメージの変化にも、

ぜひ注目していきたいですねピンク薔薇

 

 

 

 

 

 

 

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