パーソナルカラー 各シーズンの色の見分け方のコツ

パーソナルカラーには

4つの種類【春・夏・秋・冬

があるとお伝えしましたが、

では具体的にお店に行った時に

どのように判断したら良いのか

と迷う時があるかと思います。


当サロンを受診して

ご自身の色見本の手帳や、

A5サイズの全シーズンカラーの一覧を

持ってらっしゃる方は、

実際にお店にある洋服と色見本を比べて

色選びがしやすいかと思いますが、

たまたま色見本を忘れてしまった、

そもそも色見本を持っていないという方

のために、今日はお店で判断する

コツをお伝えしようと思います。


前回まで、各シーズンの

色の特徴をお伝えしました。

イエローベースで彩度、

明度の高い色の多いグループ

イエローベースで彩度、

明度の低い色の多いグループ

ブルーベースで彩度が低く、

明度が高い色の多いグループ

ブルーベースで彩度が高く、

明度が非常に高いものと、

低いものとが集められていてるグループ


これらの特徴を見て、

頭で理解したと思っていても

実際にお店に行った時にその色が

どのシーズンなのか

迷われる方も多いのではないでしょうか?

 

 

ですので今回は各シーズンカラーの特徴

について改めて考えてみましょう。

 

では初めに

イエローベース(黄色味のある色)

ブルーベース(青みのある色)

の特徴を実際の色におこして

考えてみましょう。


まず初めに洋服などの色を見た時に、

その色がイエローベース

(黄色味のある色)か、

ブルーベース(青みのある色)かを

見てみてください。

 

例えば下の赤色でしたら


左がイエローベース(黄色味の入った赤)

右がブルーベース(黄色味のない赤)です。

このような色はわりと簡単に区別がつきます。

 

ですが、中にはブルーベースか、

イエローベースか
判断しづらい色があります。
それは緑色です。

緑はそもそも黄色と青が混じって

できた色です。
ですので、店頭で見た時に

迷いが生じやすい色です。



左はイエローベース

右側がブルーベースです。

緑を選ぶ時は上の図のように

イエローベースの方は黄色みが強いものを、

ブルーベースの方は青みが強いものを

意識的に選んでみてくださいね。

 

 


では、先程説明した各シーズンカラーの

明度・彩度についての特徴を

図におこしてみましょう。


イエローベース、ブルーベース

については一回脇に置いて
下の図を見てみてください。



この様に明度、彩度の図に各シーズンを

それぞれの特徴に合う場所に

図に起こすと、各シーズンの色の位置

というのが少し分かりやすくなるかと思います。

では例を出して考えてみましょう。
もし、お店などでどのシーズンカラーか

分からない 洋服があったとします。

 

その時にその洋服は

明度が高いのか低いのか

(明るいのか暗いのか)

彩度は高いのか低いのか

(色が濃いのか薄いのか)を

見てください。

 

下記の色でしたら

※zozotownから引用

 

明度が高く(色が明るく)、

彩度が低い(色が薄い)です。

そしてブルーベースですので

上の図で当てはめると

夏色という事がわかります。

 

ではこちらでしたらどうでしょう。

こちらは明度が少し低く(色が少し暗い)、

彩度が低い(色が薄い)色です。

※zozotownから引用

 

一見少しだけ明るいので

春の色にも見える方もいるかもしれませんが、

色はくすんで濁っています。

 

ここでもう一度それぞれの色の

特徴を振り返ると

 

は彩度の高いくすまない、

クリアな色のグループです。

そして夏・秋は彩度が低い

くすんだ色のグループです。

ですのでこれは秋ということがわかります。

 

もし、上記のような色で明度、彩度の図で

分類しても迷った時は、

その色がクリアな色かくすんでいるかでも

判断してみてください。

 


このように、今お伝えした色の選び方ですが、

 

①イエローベース、ブルーベースを判断した後に

②彩度、明度の判断をし

③さらにその色がくすんでいるか

 クリアな色かを判断する

のがわかりやすいかと思います。

 

 

 

参考にされてみてくださいね。